外傷整形外科医スイスの田舎へ短期留学する

整形外科医がスイスに1ヶ月間短期留学しています

37. 10日目-3 手術部忘年会(忘年会って書いてないけど、そういうことだろ)

1. パーティーがある

今日は年に1回の手術部の大パーティーである

外科・整形・脳外科・麻酔科・手術室ナース・外科患者が入る病棟ナースなどの、手術に関係する部署が集まってのパーティーである

毎年、テーマがあってそれに合わせて全員仮装してくると

今年は別に私が来ることと関係なく「ASIA」がテーマなんだって

Sommer先生とか秘書のMarco達から、テンプレ的な仮装してくるやつがいると思うけど気を悪くしないでねと言われた

そんなこと大丈夫である。

 

2. パーティー会場まで

パーティーは隣町のLandquartであるので、Thomas先生の車で行くことになった。

Thomas先生はアロハシャツとグラサンしている

おれは「タイのビーチに遊びに来た観光客」ということである

寒そうだなぁということで、いったんThomas先生のおうちまで上着を取りに帰る。

その後、Landquartまで20分くらいの移動

日本での自分の生活や、Thomas先生の身の上話で盛り上がった。

Thomas先生はSargansの北西にある湖の近くの山間の村出身とのことである、2005年(2008年だったかも)にZurichの病院からChurに来た。本当は2年いってこいと言われたけど、いい病院で居着いてしまったと。

7年くらい前に木造の家を建ててしまった

奥様は自分が研修医のときに病院に来ていた学生さんで、Churで家庭医をして訪問診療したり家で仕事したりしているとのこと。

娘と息子はChurが大好きすぎて、父さんたちは出ていってもいいけど私達はChurを離れない、なんだって

羨ましい話である。

 

3.パーティー

夕食会場が開くのは20時くらいなので19時から前室でビール&ワイン

いろんなコスプレがある

力士・忍者・観光客(首掛けカメラor自撮り棒&引率の旗持ちの人)・イカゲーム・チャイナドレス・タイの稲作農民・キッコーマンしょうゆのTシャツ軍団・CEOはパンダなど多彩である

ちなみに私は日本ハチマキに新選組のコスプレ(Amazonで買えるよ)をしていった。

そもそもこの平たい顔自体が「ASIA」であるが、さすがにそれは分かりづらいだろうということでテンプレコスプレさせていただきました。

 

20時になり、席に移動

外科・外傷チームは一番前の一番真ん中のいい席が取られており、Sommer先生・外科のFurrer教授・秘書の一番えらい人と同席である

最初の挨拶がMarcoから

予定通り、彼がドイツ語でしゃべった挨拶を、日本語のスライド&日本語の発音で私がしゃべって挨拶という出し物のあとに、Furrer教授の挨拶からの乾杯

 

Buffet形式

で、今晩の予定だが

帰りのバスの一番最初の便は

AM0:48

その後、1:30、2:30だと

え????

いつまで飲むんだよこの人達

 

というわけで、途中には

病棟の余興(世界共通なのか、こういうのは)

カラオケタイム

などがあり、23時半過ぎからはひたすらダンスタイムである

わけもわからず、ひたすらダンスさせられるという(おおよそ参加者の6割が壇上、1.5割が下で席で飲んでる、1.5割がちょっと外で飲んでる、1割が外でタバコ吸ってる)

つかれてきたなぁとおもって、0時半くらいに下に降りてると

Thomas先生が、そろそろ帰るけど、どうする?まだ飲んでる?って聞かれたので、ありがたく送っていただきました。

毎年みんなCrazyだよー、って。

本当そう思いました。

 

カオスである これはダンスタイムの初期、この後照明がだいぶ暗くなり壇上はマジ満員となる