外傷整形外科医スイスの田舎へ短期留学する

整形外科医がスイスに1ヶ月間短期留学しています

29. 7日目 今日は暇である

1. カンファ

今日は朝から雨、非常に寒い

新規骨折はAnkleのtype Bが一人

夜の間にプレート固定+内果固定されていた

高齢者で後外側1/3tubular plate+内果スクリュー×2本だった

その後、回診

とくにやることもなく、8時位にみんなでコーヒーへ

 

Sommer先生から、あの骨接合どうだったといわれたので

後外側にあたっていたけど、遠位を攻めすぎてて腓骨筋腱と干渉しそうだ

Porosisが疑われるので、うちの施設だとLCP2.7の後外側用を使っている

とコメントした

プレートの設置位置については気づいていなかったと

LCP2.7後外側用はspecial plateで常備はしてないので、LCP tubular plateでLHSで固定するようにしているとのことである。

 

内果はどうかときかれたので、X線でスクリューの径が細くて短いと思うと伝えたところ

正解、それをみんなにドイツ語でコメントしていたとのこと

スイス人の骨が大きくて、スクリュー径が小さく見えたわけではなかったらしい

昨日の夜のDrは2.7mmスクリュー×2本で固定していたようだ

Sommer先生は3.5mm、Solid、ラグスクリューテクニックを信条としているらしい

私は4.0のCCSで同じように長めに入れていることをお伝えした。それもreasonableだとのこと。

対側皮質を貫いてしっかり効かせなきゃだめだ、と語られていた。

 

Sommer先生は今日はOfficeでいろいろ仕事があると

OP枠見ても、今日は緊急が入るとして午後の遅めの時間のようだ

とくに整形のOPもやっていないので、今日はだいぶ暇そうである

なので、午前10時にこんなブログ書いてます。

 

後輩のスライドチェックと、明後日のスライド作りに邁進します

明後日のスライドは明日、Sommer先生がチェックすることになりました